Column No.21
快適な「巣ごもりの家」の特徴とは
自宅で過ごす時間が長くなって、住まいにはこれまで以上に開放感を感じる居心地の良い空間が必要ですよね。
私たちが提案する、快適な「巣ごもりの家」の特徴五つをご紹介致します。
その1:軒下空間の有効活用をすることで、室内でも外でも無い開放感を感じることができる。
軒が深いデッキのある空間は、現代版の縁側でしょうか。外だけど、リビングの一部として感じられ空間が広がりますし、ちょっと外に出てみようかという気になるものです。その計画の際に重要なのは、どの景色を暮らしに取り込んで、外からの視線をどうやって遮るか。ということです。車の通りや人の通りが多いと、視線が気になって結局外に出なくなってしまいますからね。
その2:書斎・ワークスペースがあれば、在宅勤務でも集中して仕事をこなすことができる。
自分だけの書斎が欲しい。そう考える方は、男性に限らず女性でも増えてきています。家族と過ごす時間も大切だけど、自分一人になる時間も大切だというタイプの方も多いのでは。更に今、働き方が大きく変わろうとしていますから、フリーランスの方でなくとも、企業に勤める方でも自宅でテレワークをするのが、当たり前になるかもしれませんね。
その3:パントリーを設けて家族に必要な分の備蓄をしておけば、不要な外出や買い物を減らせる。
安売りの際などに食料品や日用品などを買いだめしても、パントリーがあれば収納場所に困りません。プランによっては食器棚なども一緒に設置・収納することもできます。災害に備えて水や保存食などを備蓄しておく際にも、パントリーは最適な場所です。また、キッチンに置くアイテムを減らせるので、キッチンまわりをスッキリさせられます。ですが、動線をよく考えないと使いづらいパントリーになってしまう事もあるのでご注意を。二枚目の写真は、玄関からもキッチンからも直接アクセスできるパントリーです。
その4:セカンドリビングを設ければ、家族の程よい距離感を保つ事ができる。
セカンドリビングとは、文字通り二つ目のリビングのこと。来客があっても、子どもたちがセカンドリビングで遊んでいられたり、読書など趣味の時間を楽しめるような空間としても利用できます。子どもが小さいうちは、自由に遊ばせておいて、子どもが大きくなって個室が必要になれば壁をつくって子ども部屋にしたり、家族の変化にフレキシブルに対応できるのも魅力の一つ。雨の日に室内干しするのに最適だったりもします。
その5:ガレージスペースを併設することで、趣味の時間に没頭しリラックスできる。
ガレージというと、車好き・バイク好きの方の為の物。というイメージがあるかもしれませんが、アウトドア好きの方の「倉庫」としても活躍します。キャンプ、自転車、釣り、サーフィンなどを趣味にしている方の持ち物は、いがいに多く、道具の置き場は頭を悩ませますが、趣味の道具がガレージにあればすぐに道具を車に積み込んで出かけることができます。
以上、快適な「巣ごもりの家」の特徴五つをご紹介しましたが、いかがでしたしょうか?皆さまの家づくりにうまく取り入れて、家族みんなが明るく笑顔で過ごせるといいですね。